707Bq/kgの放射性セシウムを検出! 静岡としては過去最高クラス!
べぐれでねが 2016年6月10日
秋田の放射能測定室「べぐれでねが」の放射能検査で、静岡県のアオザメから基準値以上の放射能を検出していることが分かりました。検査対象となったのは2016年1月~2月頃に駿河湾で捕獲されたアオザメとなっています。
べぐれでねがによると、Ge(ゲルマニウム)半導体検出器を使った測定で、放射性セシウムを一キログラムあたり707ベクレルも検出したとのことです。
内訳はセシウム134が117ベクレルで、セシウム137が590ベクレルとなっています。核種の比率などから、いずれも福島原発事故由来の放射性物質と判明しました。
現在の食品安全基準値では一キログラムあたり100ベクレル以上が基準値超となっていることから、実に7倍以上の数値だと言えるでしょう。
*乾燥状態での汚染は一キログラムあたり3200ベクレル。静岡で検出された魚介類の中でも過去最高クラスの値です。