経産省は2日、福島原発の汚染水を浄化処理後、タンクに貯蔵している放射性物質トリチウム水について、処分方法を絞り込む有識者小委員会を開きました。
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原発処理水の風評被害を議論 福島第1事故で経産省小委員会
北海道新聞 2018年2月2日
経済産業省は2日、東京電力福島第1原発の高濃度汚染水を浄化処理後、タンクに貯蔵している放射性物質トリチウムを含む水(処理水)について、処分方法を絞り込む有識者小委員会を開いた。トリチウムは通常の原発では海に放出しており、原子力規制委員会も東電に海洋放出を求めているが、地元漁業者らの風評被害への懸念が強く、実施のハードルは高い。
この日の会合では、復興庁の担当者が震災いじめ防止に向けた放射線教育や海外観光客向けの広報活動の方針を説明。東電は、福島県産食品の流通拡大に向けた取り組みを紹介した。(共同通信)