県内に4カ所の原発を有している福井県は、29日、そのいずれかで重大事故が起きた際、原発30キロ圏の住民が車で圏外に避難するのにかかる時間は、日本原電の敦賀原発で事故が起きた場合が最長で、15時間50分かかるという推定を公表しました。
避難弱者への対応その他、詳細はまだ不明です。
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福井、住民避難に最長15時間超 敦賀原発30キロ圏
東京新聞 2014年7月29日
福井県は29日、県内4カ所の原発のいずれかで重大事故が起きた際、原発30キロ圏の「緊急防護措置区域(UPZ)」の住民が車で圏外に避難するのにかかる時間を推計、最長は日本原子力発電敦賀原発で事故が起きた場合で15時間50分とのシミュレーション結果を公表した。
4原発の30キロ圏には、滋賀県や京都府、岐阜県の一部地域も含まれるが、福井県民の避難のみを対象とした。
福井県は、事故が起きる時間帯を日中と夜間の2パターン想定。季節は春秋と夏、冬の3ケースを考慮した。(共同)