11日には玄海原発を訪れ、早朝から7時間「断食祈念」した後、佐賀県庁を訪れて脱原発を申し入れました。
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原発廃止訴え僧侶断食祈念 玄海町を徒歩で巡礼
佐賀新聞 2014年07月12日
原発立地自治体を徒歩で巡り、原発廃止を祈願している日本山妙法寺の僧侶らが11日、東松浦郡玄海町の玄海原発を訪れた。早朝から7時間「断食祈念」した後、(佐賀)県庁を訪れ、脱原発を申し入れた。
玄海原発入り口付近で、、午前6時半から午後1時半までの間、原発の廃止を求めて断食祈念をした。太鼓を打ち鳴らしながらお経を唱え、原発の再稼働反対や命の尊さを訴えた。
県庁では、僧侶が「真の脱原発は、わたしたち一人一人の価値観、生き方を変えることなしにはあり得ない。知事には、知恵ある決断を要請したい」などとする申し入れ書を読み上げ、担当職員に手渡した。
原発立地自治体を徒歩で巡礼する「命の行進」の一環。5月中旬に静岡県焼津市を出発した後、1日平均20キロを歩き7月6日に佐賀県に到着していた。
僧侶の矢向由季さん(38)は「大切な命や将来の子どものことを考えると原発は再稼働させるべきではない。電気を大量に使うライフスタイルを変える時期に来ている」と語った。