福島第1原発事故の影響で臨時休業が続いていた浪江町の東邦銀行浪江支店が16 日、双葉支店を併設して業務を再開しました。
原発事故で同行は、福島県浜通りの6支店が休業に追い込まれましたが、これで同行の営業網は原発事故前の状態に回復しました。
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<第1原発事故> 東邦銀、営業網回復
河北新報 2017年6月17日
福島県浪江町の東邦銀行浪江支店が16日、業務を再開した。東京電力福島第1原発事故の影響で臨時休業が続いていた。同県双葉町にあった双葉支店を併設しており、同行の営業網は原発事故前に回復した。
浪江、双葉両支店は、浪江町役場近くの建物に賃貸で入居した。6人の行員を配置し、個人、法人の顧客に対応する。
原発事故で同行は、福島県浜通りの6支店が休業に追い込まれた。各地の避難指示解除に合わせ、これまで4支店を順次再開させていた。
業務スタートを祝い、浪江支店前では自治体関係者らも参加してテープカットが行われた。式典後、北村清士頭取は「ロボットやエネルギーといった新産業の振興を通し、雇用拡大と住民帰還を後押ししたい」と語った。