2017年6月28日水曜日

福島原発 凍土壁 最後の7m区間を凍結へ

 東電は建屋の周囲の地盤を凍らせて地下水の流入を防ぐ「凍土壁」で、これまで凍結させずにおいた残りの7m区間を凍結させる認可を規制委に申請しました。
 残りの全区間を凍結させるのはまず無理と思われますが、東電によれば、当初1日400トンであった建屋への地下水の流入量が現時点で100トンに減じたとしていますので、それがさらにどれほど減じるのか注目されます。
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福島第一原発 凍土壁最後の1か所凍結申請
NHK NEWS WEB 2017年6月26日
東京電力福島第一原子力発電所の汚染水対策として、建屋の周囲の地盤を凍らせて地下水の流入を防ぐ「凍土壁」について、東京電力は凍らせずに残していた1か所を凍結するための認可を原子力規制委員会に申請しました。
福島第一原発では、地下水が建屋に流入して汚染水が増加するのを防ぐため、建屋の周りに埋めた「凍結管」と呼ばれるパイプに氷点下30度の液体を流して、およそ1.5キロの氷の壁、凍土壁を造る計画が進められています。

ただ、予定している範囲のすべてを凍結した場合、建屋の周りの地下水位が急激に下がり、かえって建屋内の汚染水が漏れ出すおそれがあるため、運用が始まった去年3月からこれまで1年以上かけて凍らせる範囲を徐々に広げ、慎重に流入する地下水の量を減らしてきました。

これについて東京電力は検討の結果、すべての範囲を凍結したあとも汚染水が漏れ出すおそれはないと考えられるとして、凍らせずに幅7メートルにわたって残していた山側の最後の1か所について凍結を開始するための認可を26日、原子力規制委員会に申請しました。

建屋への地下水の流入量は凍結を始めた当初の1日400トンから現在は100トン余りに減っています。東京電力はすべての範囲を凍結することでさらに減らせるとしていて、認可されしだい凍結を始めることにしています。