国と東電は責任果たせ 原発なくす全国連絡会 署名18万人分提出
しんぶん赤旗 2017年6月8日
全労連、全日本民医連などでつくる原発をなくす全国連絡会、ふくしま復興共同センターは7日、「かえよう福島きりすて政治! とめよう原発再稼働! 国と東京電力に責任を果たすことを求める請願署名」18万7481人分を提出しました。
この署名は、
▽福島第2原発の廃炉と全国の原発の廃炉、政府の全責任での福島第1原発の事故収束に全力を挙げる
▽国・東電が住まいの確保、生業(なりわい)の再建、徹底した除染、健康管理に責任を果たす
ことを求めています。
参院議員会館の提出集会では、全日本民医連の木下興事務局次長は、2月の新聞意見広告への反響を紹介し、「原発ゼロを求める声は確固なものだ。原発ゼロ・福島復興のたたかいをさらに前進させよう」と呼びかけ。
ふくしま復興共同センターの斎藤富春代表委員は、避難指示解除とともに賠償、住宅支援の打ち切り・値切り、仮設住宅の閉鎖が広がっていると報告。「福島の実態を全国に発信し、全国の原発ゼロの運動とも連帯し、原発のない日本をつくるため、この署名をさらに広げたい」と語りました。
日本共産党の藤野保史衆院議員、岩渕友参院議員があいさつ。福島県選出の民進党・増子輝彦参院議員の秘書も出席しました。