2019年8月16日金曜日

女川再稼働反対21人 仙台市議選 立候補予定者36人中

 市民団体「脱原発仙台市民会議」が仙台市議選の立候補予定者68人を対象に東北電力女川原発の再稼働などに関し、アンケートを行い36から回答を得ました。
 「再稼働させるべきではない」21「原子力規制委員会が『合格』を出せば、再稼働すべきだ」4でした。
 東北電株主総会における仙台市の姿勢には、「再稼働に反対を表明すべきだ」が12人、「自らの主体的な意見を提起すべきだ」13でした。
 再稼働を巡る県民投票の実施は賛成」が23、「反対」が2人した。
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<仙台市議選>
女川再稼働反対21人、市民団体が立候補予定者にアンケート
河北新報 2019年8月15日
 市民団体「脱原発仙台市民会議」は14日、東北電力女川原発(女川町、石巻市)の再稼働などに関し、市議選の立候補予定者68人を対象に、見解を尋ねたアンケート結果を公表した。
 回答者36人のうち、21人が「再稼働させるべきではない」と反対した。4人は「原子力規制委員会が『合格』を出せば、再稼働すべきだ」と答え、2人は「市(市議会)が意見を言う立場ではない」とした。9人は「その他」を選択した。
 
 東北電株主総会における仙台市の姿勢には、13人が「自らの主体的な意見を提起すべきだ」と主張。12人は「再稼働に反対を表明すべきだ」と答えた。5人は「意見を言う立場でない」、6人は「その他」だった。
 再稼働を巡る県民投票の実施は23人が賛成し、2人が反対した。6人が「賛否以外の選択肢を設けるなどの改善が必要」と回答し、5人が「その他」を選んだ。
 
 アンケートは68人に郵送やメールで送付し、13日までに36人から有効回答を得た。前回2015年の有効回答は29人だった。
 メンバーは「前回より回答者が増え、原発への関心が高まったと思う。結果を市議選で投票する際の参考にしてほしい」と語った。