東電は福島県が求めたADRで、約10億円を支払う方向で和解する見通しです。
東電は、地方公共団体とのADRの和解には比較的応じていますが、個人との和解には殆ど応じていません。個人に対する明らかな差別です。
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東電、福島県に10億賠償へ 原発事故巡るADRで和解
共同通信 2019/8/21
東京電力福島第1原発事故に伴い、福島県が東電に損害賠償を求めた裁判外紛争解決手続き（ADR）で、東電が約10億円を支払う方向で和解する見通しとなったことが21日、分かった。
県財務課によると、東電も和解の姿勢を示しており、成立すれば、県と東電のADRの和解は2017年に続き2回目となる。
原発事故の対応で職員の勤務時間が増加したとして、県が超過勤務手当の増額分など約11億5千万円を東電に求め、昨年7月、原子力損害賠償紛争解決センターに仲介を申し立てていた。
県は「主張がほぼ認められ、早期の解決のために受け入れたい」としている。県議会に関連議案を提出する。
