原発ゼロ否定は「合意違反」 国民幹部発言に不快感 枝野立憲代表
時事通信 2019年8月23日
立憲民主党の枝野幸男代表は23日、国民民主党との会派合流をめぐって国民側から立憲の原発ゼロ基本法案に否定的な声が出ていることに関し、「協力いただけないなら、党首間の合意違反だ」と強い不快感を示した。衆院議員会館で記者団に語った。
枝野氏は、国民の玉木雄一郎代表との党首会談で、憲法や原発、夫婦別姓、同性婚に関する立憲の主張に玉木氏が「理解と協力」を表明したと指摘した。
同法案に対しては、国民の小林正夫総務会長(電力総連出身)が「容認したわけではない」と発言。これに関し、玉木氏は23日、埼玉県熊谷市で記者団に「合意事項を踏まえて対応していく。齟齬(そご)はない」との認識を示した。