東電が26日に新潟県柏崎市に示した柏崎刈羽原発1~5号機の廃炉に関する考え方について、花角英世新潟県知事は28日の記者会見で、「再稼働に関する議論は、県の検証が終わるまでできないと申し上げてきたのでコメントできない」と述べました。
その限りでは正論です。
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知事「コメントできない」 柏崎原発廃炉計画
新潟日報 2019/08/29
東京電力が26日に新潟県柏崎市に示した柏崎刈羽原発1~5号機の廃炉に関する考え方について、花角英世知事は28日の記者会見で、廃炉計画は桜井雅浩柏崎市長が6、7号機の「再稼働の条件」として求めたと指摘し、「再稼働に関する議論は、県の検証が終わるまでできないと申し上げてきたのでコメントできない」と改めて述べた。
会見で、花角氏は廃炉への対応について「一般論」と前置きした上で「廃炉になれば、いずれ具体的な工程が明らかになる。安全上の観点で県としても確認することは出てくると思う」と説明。ただ、「今の時点で特に伝えることはない」と話した。
花角氏は26日に「原発事故に関する(県の)三つの検証の結果が示されない限り、原発再稼働の議論を始めることはできないと考えており、コメントは控える」との文書を発表していた。