「福島原発事故の真実と放射能健康被害」という組織が、福島県が児童の「甲状腺がんおよび疑い」と称している実態はその99%以上でが真正のがんであることを明らかにしました。
これまで児童の「甲状腺がんおよび疑い」は185人に及んでいて、そのうち143人を手術しましたが良性結節(がんでない)と判明したのは僅かに1人でした。
福島県の県民健康調査検討委員会はいまだに「放射線の影響は考えにくい」という見解です。
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【2017最新版】
福島の甲状腺がん検査 → 現状184人の子供が発病と判明
福島原発事故の真実と放射能健康被害 2017年3月4日
2017年2月20日に公表された最新の福島県民調査報告書によると、福島県の小児甲状腺がん及び疑いの子供達は、3か月前…前回の183人から1人増えて合計184人になりました。
患者分布地図(省略)
それから手術で良性結節だったことが確定し甲状腺がんではなかった1人も元々は、この甲状腺がん及び疑いにカウントされていましたから、この1人も数えれば甲状腺がん及び疑いは合計185人となります。
福島県の発表は甲状腺がんを、悪性…悪性とはがんのことですが『悪性ないし悪性の疑い』という言葉を使い、あたかも甲状腺がんでない子ども達もこの中に含まれているように書くことで、焦点をぼかしチェルノブイリ原発事故との比較を困難にしています。
しかし手術を終えた146人の中で、良性結節だったのはたった1人にすぎず、143人が乳頭癌、1人が低分化癌、1人がその他の甲状腺癌との診断です。
つまり『悪性ないし悪性の疑い』のうち99%は、小児甲状腺癌でした。
ですので疑いという言葉を過大評価して安心するのは危険です。
福島県小児甲状腺がん手術件数まとめ (2016年12月31日)
甲状腺癌及び疑い 185
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先行検査
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116
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本格検査
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69
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乳頭癌
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100
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乳頭癌
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43
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内
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低分化癌
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1
|
内
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低分化癌
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0
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その他の癌
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0
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その他の癌
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1
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良性結節
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1
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良性結節
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0
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訳
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訳
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未手術
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14
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未手術
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25
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