2017年3月1日水曜日

規制委が東電に柏崎刈羽の再申請を要請

規制委 柏崎刈羽の再申請を要請 東電社長に
東京新聞 2017年2月28日
 原子力規制委員会は28日、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の免震重要棟の耐震性不足を巡り、東電の広瀬直己社長を呼び、臨時会合を開いた。田中俊一委員長は、再稼働の前提となる審査が終盤を迎えていた柏崎刈羽6、7号機に関し、審査の申請書を出し直すよう、広瀬社長に要請した。
 
 東電は6、7号機の再稼働を目指し、13年9月、新規制基準への適合性審査を規制委に申請。翌14年に行った解析で免震棟の耐震性不足を把握したが、今年2月まで解析結果を報告せず、耐震性を高く説明していた。
 規制委は「東電を信頼できるか疑義がある」などとして、社長から説明を聞くため、臨時会合を開いた。(共同)