これは同じ原発避難生徒いじめでも、同級生とその親たちから、随分と心無いいじめを受けたというもので、避難生徒の父親も、授業参観の際に保護者たちから「福島に帰れ。何しに来たのか」といわれたということです。
まことに驚くべきことというしかありません。
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【原発避難先いじめ】
同級生の母がたばこの煙を顔に吹き掛け「福島帰れよ」
千葉へ避難の女子生徒
産経新聞 2017年3月25日
東京電力福島第1原発事故後に福島県から千葉県に家族で避難した高校2年の女子生徒(17)が25日、共同通信などの取材に応じ、小学6年だった平成23年に、転校先の小学校で行事の際、同級生の母親からたばこの煙を顔に吹き掛けられ「福島に帰れよ」と言われるなどのいじめを受けたと明らかにした。
同級生の男児にも「福島の人と一緒の学校は嫌だ」「被曝者と同じ意見だと嫌だ」などと何度も言われたという。女子生徒の父親(49)も、23年に別のきょうだいの授業参観に出席した際、保護者から「福島に帰れ。何しに来たんだ」とやじを浴びせられたと同日証言した。
女子生徒は24年、千葉県内の別の小学校に再転校。家族は、福島から避難したことを他の同級生に伝えないよう学校や教育委員会に依頼した。女子生徒は再転校後、親しい友人以外には福島出身を隠しているといい「福島のいいところを言いたいが、いじめを受けたくない」と話した。