原発事故で避難の人たちの高速料金無料措置 １年間延長へ
NHK NEWS WEB 2017年2月28日
国土交通省は、東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で避難している人を対象にした、高速道路の料金を無料にする措置について、期限を来年３月末まで１年間延長することを決めました。
国土交通省は、福島第一原子力発電所の事故の影響で避難している人などを支援しようと、対象となるインターチェンジを利用した場合、高速道路の料金を無料にする措置を平成２４年から続けています。
この措置について国土交通省は、地元の自治体の要望を踏まえ、来月末としていた期限を来年３月３１日まで、さらに１年間延長することを決めました。
対象は、原発事故の影響で避難の対象となった地域から避難している人や、自主的に避難して親子が離れて暮らしている人たちで、石井国土交通大臣は閣議のあとの会見で「措置の延長で、復興がさらに加速することを期待している」と述べました。
