2017年9月2日土曜日

02- 政府 福島原発廃炉に向けた工程表直し案

政府、福島第一原発廃炉に向けた新たな工程表見直し案示す
TBSニュース 2017年9月1日
 政府は、福島第一原発の廃炉に向けた新たな工程表の見直し案を示しました。
 政府は、福島第一原発1号機から3号機の内部において溶け落ちた核燃料と構造物がまじりあった「燃料デブリ」の取り出しの方針について、今月中に決めることにしています。これに伴い、2年前にまとめられた廃炉の工程表を見直す必要があり、政府は新たな工程表の大もとの案を示しました。

 具体的には、「燃料デブリ」を取り出す方法について、格納容器を水で満たさずロボットアームなどで取り出す「気中工法」に軸足を置くことが盛り込まれています。また、取り出しの時期については、2021年に1号機から3号機のいずれかで開始することを目指すとしています。
 政府は今後、地元の自治体や有識者からも意見を聞いたうえで、詳細な工程表を近く正式に決定する予定です。