2017年9月20日水曜日

火山灰で原子炉冷却不能か

 原子力規制委の審査に合格した九電川内1、2号機など5原発8基で周辺の火山が大規模噴火して原発の外部電源が失われた場合、火山灰で非常用ディーゼル発電機のフィルターが目詰まりして使えなくなる可能性があることが分かりました。
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火山灰で原子炉冷却不能か 審査合格の5原発、大噴火時
共同通信 2017年9月18日
 原子力規制委員会の審査に合格した九州電力川内1、2号機(鹿児島県)など5原発8基で周辺の火山が大規模噴火して原発の外部電源が失われた場合、非常用ディーゼル発電機が使えなくなる可能性があることが18日、規制委などへの取材で分かった。最悪のケースでは原子炉が冷却できなくなる恐れがある。噴火時に想定される火山灰濃度が従来に比べ最大100倍程度高くなることが審査後に判明。電気事業連合会によると、5原発では、発電機の吸気フィルターが目詰まりせずに機能を維持できるとされる濃度の上限を超えている。(共同通信)