2018年8月19日日曜日

三菱重工が世界最大の洋上風力発電機

 三菱重工世界最大となる出力1万キロワット超の洋上風力発電機を実用化します。世界で洋上風力の電力買い取り価格がここ数年で3分の1に下落する中、超大型化で建設コストを3年前に比べ約4割下げるためです
 こうした超大型化によって欧州市場で洋上風力の普及が進むものと思われます
 
 因みに三菱重工は、デンマークのヴェスタス社との合弁会社:MHI ヴェスタスで、2016年に8000キロワット(パワーモード時8400キロワット)レベルの洋上風力発電設備を44基受注しています(2019年納入)。
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三菱重工、世界最大の洋上風力発電 建設費下げ普及促す 
日本経済新聞 2018年8月18日
 三菱重工業は世界最大となる出力1万キロワット超の洋上風力発電機を実用化する。世界で洋上風力の電力買い取り価格が急落する中、超大型化でコストを3年前に比べ約4割下げる。再生エネルギーの需要が大きい欧州市場などを想定。競合する独シーメンスなども追随する方針で、洋上風力の普及が進みそうだ。
 
 世界の洋上風力発電の合計発電能力は約1900万キロワット。太陽光発電の約5%、陸上風力の約3%にとどまっている。…
(以下は有料記事のため非公開)