2018年8月30日木曜日

30- 「サン・チャイルド像」福島駅から撤去へ 批判相次ぎ

 福島市は、福島原発事故からの再生をテーマにJR福島駅近くに設置した子ども像「サン・チャイルド」を近く撤去すると発表しました。
 防護服のようなものを着用した姿が「風評被害を助長する」などと批判が相次いだためということです。
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福島第1原発事故 「防護服像」撤去へ 福島駅近く設置 批判相次ぎ
毎日新聞 2018年8月29日
 福島市は28日、東京電力福島第1原発事故からの再生をテーマに、JR福島駅近くに設置した子ども像「サン・チャイルド」を近く撤去すると発表した。今月3日に設置されたばかりだが、防護服のようなものを着用した姿が「風評被害を助長する」などと批判が相次いでいた。 
 
 現代美術作家のヤノベケンジさんが、原発事故後の2011年に制作。高さ約6・2メートル、重さ約800キロで、困難な状況の下、未来を見据えて立ち上がる姿を表現したという。 
 
 寄贈を受けて設置したが、市には「福島は防護服が無ければ生活できないという印象を与える」などの批判が相次いでいました。.