2018年8月6日月曜日

もんじゅの廃炉 不具合続きで原子力機構が陳謝

もんじゅ、不具合続きで陳謝 福井県「厳しい目認識を」 原子力機構
時事通信 2018年8月3日
 日本原子力研究開発機構の伊藤肇理事は3日、福井県庁で清水英男安全環境部長と面談し、高速増殖原型炉もんじゅ(同県、廃炉作業中)の核燃料取り出しに向けた作業の中で不具合が相次いでいることを改めて陳謝した。清水部長は「県民の厳しい目が向けられていることを再度、十分に認識していただきたい」と述べた。
 原子力機構はもんじゅの廃炉作業の第1段階に当たる核燃料の取り出しを7月中に始める予定だったが、前段の設備の最終確認などで複数の不具合が発生。取り出し作業を8月中に延期した。