3号機の天井クレーンが、また警報を出して停止する不具合がありました。
これは使用済み核燃料などの取り出し作業で、輸送容器(キャスク)の吊り下ろし用に使うもので、燃料取扱機とは違うものだということです。
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クレーンで不具合、福島第1原発 3号機原子炉建屋、警報鳴り停止
共同通信 2018年8月15日
東京電力は15日、福島第1原発3号機の原子炉建屋上部の屋根カバー内に設置されたクレーンが、片付けのため資機材をつり上げた際、異常を知らせる警報が鳴り、自動停止する不具合があったと発表した。クレーンは、建屋上部プールに残された使用済み核燃料などの取り出し作業で、輸送容器のつり下ろし用に使う予定。クレーンは5月にも制御盤がショートするトラブルがあったばかり。
また、同じ建屋上部にある燃料取扱機も今月8日、異常警報が鳴り自動停止している。東電は「原因は調査中だが、11月中に始める燃料搬出作業に向け、復旧を進める」としている。