福島原発事故後3年以上経過した現在でも、群馬県の今川や上沢渡川(いずれも吾妻川を経て利根川に合流)のイワナやヤマメから各130ベクレル/キロ、120ベクレル/キロの放射性セシウムが検出されました。
また野生イノシシ4頭からも、170〜380ベクレル/キロの放射性セシウムが検出されました。
いずれも基準値(1キロ当たり100ベクレル)を上回っています。
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イワナ、ヤマメ、イノシシから基準値超のセシウム 群馬
毎日新聞 2014年5月3日
(群馬)県は2日、吾妻川水系の今川(東吾妻町)で4月21日に採取したイワナから、基準値(1キロ当たり100ベクレル)を上回る130ベクレルの放射性セシウムを検出した。
同水系の上沢渡川(中之条町)で4月20日に採取したヤマメからも120ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。同水系は国の出荷制限指示が出ており魚は流通していない。
また、高崎、安中、南牧、片品の4市村で昨年12月〜今年4月に捕獲した野生イノシシ4頭から、基準値を超える170〜380ベクレルの放射性セシウムを検出。県内の野生鳥獣肉も出荷制限中で、一般には流通していない。