東京都は今後、避難している人たちを対象に戸別訪問を行うなどして、住宅に関する要望を把握し、具体的な支援策を検討することにしています。
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福島から都内へ避難した人 3分の2が定住希望
NHK NEWS WEB 2014年5月7日
東日本大震災や原発事故で都内に避難している人を対象に、東京都が調査を行った結果、3分の2が都内への定住を希望していることが分かりました。
東京都はことし2月、東日本大震災や東京電力の福島第一原発の事故を受けて都内に避難しているおよそ3300世帯を対象に調査を行い、35%に当たる1155世帯から回答を得ました。
この中で、今後の生活について尋ねたところ、全体の3分の2が「都内に定住したい」と答え、「地元に戻りたい」と答えたのは24%にとどまりました。
また、都内に定住したいと希望する世帯に、今後の課題を複数回答で聞いたところ、「住宅を確保したいが、費用の面で不安がある」が67%、「公営住宅に入居したいが、情報や相談場所がわからない」が47%でした。
東京都は今後、避難している人たちを対象に戸別訪問を行うなどして、住宅に関する要望を把握し、具体的な支援策を検討することにしています。