2014年5月14日水曜日

原発・放射能ニュース 2014.5.11~15

 電子版の各紙に載った原発と放射能に関するニュースを掲示します(但し公開の範囲)。長文の記事は書き出し部分に留めますので、全文はURLをクリックしてご覧ください(URL記載のないものは公開の全文です)。公開期限後表示されなくなった記事を読みたい方はコメント欄にお書き下さい。(返信欄に表示します)
 
5.15
 
全放射性物質、基準下回る 21日にも560トン放出方針福島民友ニュース)
 東京電力福島第1原発の汚染水対策の「地下水バイパス計画」で、経済産業省資源エネルギー庁と東電は14日、国、東電、第三者機関が行った専用井戸からくみ上げた地下水の詳細分析で、放射性セシウムやトリチウム(三重水素)など全ての放射性物質濃度が東電の排出基準値を下回ったと発表した。東電は漁業者や県、市町村に説明した上で、21日にもタンクにためた約560トンの地下水を海に放出する方針。
  国と東電、第三者機関による月1回の詳細分析は定期的に続ける計画。しかし2回目以降について、東電は約2500トンの地下水をタンクにくみ上げた段階で測定、東電だけの分析で基準値を下回れば、海に流す考えだ。放出の頻度は週1回程度を見込んでいる。
  初回は4月15日に採取した地下水を、国の委託を受けた日本原子力研究開発機構(JAEA)、第三者機関の日本分析センター、東電が調べた。
  このうち、トリチウム濃度はJAEAが1リットル当たり240ベクレル、同センターが同230ベクレル、東電が同220ベクレルで、東電の基準値(同1500ベクレル)を下回った。エネ庁は「結果に大きな差異がなく、放水に問題はない」と説明、安全管理のため放水時に職員が現場に立ち会うとした。
 
格納容器の配管で漏水確認 3号機で初、福島第1(東京新聞)
 東京電力は15日、福島第1原発3号機の原子炉建屋1階の床面を汚染水が流れているのが見つかった問題で、格納容器を貫通する配管の継ぎ目付近から水が漏れている様子を、カメラによる調査で確認した。3号機で漏えい箇所が特定されたのは初めて。
 配管の貫通部は格納容器内の水位より下にあり、溶融した核燃料を冷やすために注入した水が漏れ出ているとみられる。東電は漏えい量を算出するとともに、止水方法を検討する。
 この日は、格納容器のすぐ東側にある「主蒸気隔離弁室」に、直上の部屋からカメラを入れて調査。複数ある配管のうち1本の継ぎ目近くから水が流れ落ちるのを撮影した。
 
1.2号機取水口トリチウム4100ベクレル 最高値更新(河北新報)
 (15日「海水からついにトリチウム4100ベクレル/L」本文記事参照)
 
もんじゅ、遠のく運転禁止命令解除(中日新聞)
 (16日「「もんじゅまた保安規定違反 4回連続」本文記事参照)
 
5.14
 
浜岡停止3年 今夏も余力 中部電 再稼働方針変えず(東京新聞
 (15日「浜岡停止3年 今夏も余力 しかし再稼働方針は変えず」本文記事参照)
 
5.13
 
新潟・柏崎 ヨウ素剤配備状況を国が調査NHK)
 (14日「新潟・柏崎 ヨウ素剤配備状況を国が調査」本文記事参照)
 
5.12
 
放射能濃度、最高値相次ぐ:2~4号機間地下水で10カ所超 福島第1(時事通信)
 (13日「福島原発 地下水放射能濃度、最高値相次ぐ」本文記事参照)
 
5.11
 
(福島)県がHPに反論掲載へ「美味しんぼ」鼻血描写問題(福島民友ニュース)
 (12日「なぜ鼻血問題がこんな異様な展開になるのか」本文記事参照)