九電玄海原発から30キロ圏に位置する伊万里市の塚部芳和市長は4日、「原発の再稼働に反対の立場である」と表明しました。30キロ圏の自治体8市町の首長が反対を打ち出したのは長崎県壱岐市に続いて2市目です。
「事故が起きたら、取り返しがつかない」と極めて当然の主張をしたということです。
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伊万里市長が玄海原発再稼働反対 30キロ圏、壱岐市に続き
東京新聞 2016年7月4日
九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)から30キロ圏に位置する同県伊万里市の塚部芳和市長は4日の記者会見で「原発の再稼働に反対の立場である」と表明した。福岡、長崎を含む30キロ圏の自治体8市町の首長が反対を打ち出したのは長崎県壱岐市に続いて2市目。
九電は2016年度内の玄海原発3、4号機の再稼働を目指しており、原子力規制委員会も審査を進めている。ただ周辺で複数の自治体が反対を示したことで、再稼働が難航する可能性もある。
市防災危機管理課によると、塚部市長は会見で「事故が起きたら、取り返しがつかない」と発言した。(共同)