2016年7月20日水曜日

20- フクシマツアーに行ってきました

 18日~19日、昨年に続いて2回目の福島バス・ツアー:「足を運んで分かる・感じる フクシマ・ツアー」を行いました。
 今回は南魚沼市(8名)、魚沼市(1名)の皆さんにも沢山ご参加頂いて(バックアップ頂いて)、総勢19名となりました。皆さん雄弁でユーモアのセンスのある方たちばかりでとても楽しいツアーとなりました。
 
1日目行程
 関越自動車道を北上し新潟中央から磐越自動車道経由で福島に向かい、18日正午過ぎにいわき市の四倉道の駅に到着しました。
 そこで、原発事故後昨年春まで湯沢におられ、その後福島に戻られたKご夫妻のお出迎えを受けました。お二人ともお元気そうで、昨年のツアーに引き続き感激的な再(々)会となりました。
 
 昼食後、『原発事故の完全賠償をさせる会』の菅家さんにバスに同乗していただいて、国道6号線を北上しながら、広野町、楢葉町、富岡町を訪れ、大略下記の場所を案内していただきました(順不同)。
   楢葉町Jビレッジ
   公園モニタリングポスト
   富岡駅及び駅前通り夜の森
   双葉町、浪江町の帰還準備中の街中
   福島第二原子力発電所(北側遠望)
   宝鏡寺反原発運動40年の早川住職のご夫人より話を聞く
   (見学後いわき市四倉に戻り、夕刻宿泊先に到着
 
2日目行程
 2日目は帰路に沿って、鬼ケ城の研修センター「ききり荘」(いわき市川前町・標高約600m)に立ち寄り、風力発電学習施設を見学しました。
 直径20m・3翼型1基の施設で実際に発電を行い、「ききり荘」の使用電力のバックアップに役立てています。
 そこから「あぶくま洞」に向かう途中、偶然にバスの車窓から山頂一帯に風力発電のタワーが16~17基 林立している風景を目にすることができました。阿武隈高原を風が吹き渡るあの辺一帯は、風力発電の知られざるメッカになっているのかも知れません。
 
 その後「あぶくま洞」(福島県田村町滝根町)を見学しました。同鍾乳洞は、1969年、比較的最近発見されました。
 内部には鋼板製の階段がいくつも設けられていて非常に起伏に富んだ見学用通路になっていました。
 公開されている部分はそれほど大きくはありませんが、様々な鍾乳洞の景観を楽しむことができ、今年の4月に「恋人の聖地」に指定されたということです。
 見学後 近くのレストランで昼食をとり、その後 一路帰途につきました。
 
 丁度西日本は梅雨明けしたようですが、1日目は曇り、2日目は晴れ(時々曇り)で、酷暑に至ることもなく快適なツアー日和でした。