2017年4月15日土曜日

15- 柏崎刈羽原発 技術的な審査終了するも合格めど立たず

 東京電力柏崎刈羽原発6、7号機に関する原子力規制委員会の審査会合が13日開かれ、技術的な審査が終了しましたが、東電が免震重要棟の耐震性が不足していたことを知りながらデータを3年間公表していなかったことから、規制委員会は規制基準合格への段取りには進めませんでした。
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柏崎刈羽原発 技術的な審査終了も合格めど立たず
TV朝日 2017年4月13日
 東京電力柏崎刈羽原発6、7号機に関する原子力規制委員会の審査会合が開かれ、技術的な審査が終了しました。しかし、新規制基準合格のめどは依然として立っていません。
 
  13日に開かれた審査会合で、柏崎刈羽原発6、7号機に関する技術的な審査が終了しました。通常なら規制委員会の定例会で事実上の合格にあたる審査書案を取りまとめるところですが、合格のめどは立っていません。東電が免震重要棟の耐震性が不足していたことを知りながらデータを3年間公表していなかったことから、規制委員会は、補正書の提出や6月末にも就任する予定の小早川新社長による説明を求めています。しかし、これらの手続きを経ても規制委員会が納得するとは限らず、今後の審査は予断を許さない状況です。