2017年4月17日月曜日

17- <原発事故>「復興見守る」桜の下で誓う

 福岡県のエフコープ生協の組合員の主婦ら16人12、13の予定で初日は、福島県富岡町桜の名所夜の森地区や津波被害を受けた浪江町請戸地区などを回り、2日目には福島市内の仮設住宅で住民と交流するなどしました。同生協の福島視察は5回目になります
 夜の森地区の桜並木の下で、北九州市の主婦らは「復興へ変化を感じる」、「今後も福島の復興を見守りたい」などとりました
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<原発事故>「復興見守る」桜の下で誓う
河北新報 2017年4月14日
 福岡県のエフコープ生協の組合員らが12、13の両日、東京電力福島第1原発事故の被災地訪問の一環で、福島県富岡町などを視察した。
 組合員の主婦ら16人が参加。初日は桜の名所として知られる富岡町夜の森地区や、東日本大震災で津波被害を受けた浪江町請戸地区などを回った。両町ともに今春、避難指示が一部を除き解除された。2日目は福島市内の仮設住宅で住民と交流するなどした。
 
 同生協の福島視察は5回目。昨年秋には原発事故の風化を防ぐ事業の一環で、コープふくしま(福島市)を通じ、夜の森地区の桜の苗木がエフコープ生協に寄贈された。生協敷地内に植えた苗木は今月上旬、花を咲かせたという。
 夜の森地区の桜並木の下で、北九州市の香月耀子さん(76)は「満開の桜に元気をもらった」と話した。訪問には毎年参加しているといい「(復興へ)変化を感じる一方、普通の生活を取り戻すには時間がかかりそうで、今後も福島の復興を見守りたい」と語った。