民進党は、連合などの支持団体と意見交換し、次の衆議院選挙の公約に掲げる「原発ゼロ基本法案」の実現に向けて理解を求めました。
民進党は2月に蓮舫代表が「2030年に原発ゼロ」の方針を立てましたが、支持団体の連合が反対したために党内をまとめることが出来ませんでした。
しかし連合と結託していても国民の支持が得られないことは新潟県知事選で証明されたし、連合の労組員が民進党を支持しているわけでもありません。いまのままでは「じり貧」の道を歩むしかありません。この際、右派の人たちには党を離れて貰い、連合とはせめて「是々非々」の関係に留めるようにすることで党を立て直すべきです。
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民進党「原発ゼロ」実現へ 連合などに理解求める
TV朝日ニュース 2017年4月13日
民進党は、連合などの支持団体と意見交換し、次の衆議院選挙の公約に掲げる「原発ゼロ基本法案」の実現に向けて理解を求めました。
玄葉調査会長:「『原発ゼロ』目標を実現するためにはどうしたらよいか、いかにリアルな提案ができるかが大変、重要な課題だと」
会合には、連合の傘下にある電力総連の幹部らが参加し、原発ゼロ政策に改めて反対を表明しました。民進党は原発政策を巡って、先月の党大会で「原発ゼロ目標」の時期の前倒しを検討したものの、連合が反対したうえ、党内でも賛否が分かれて断念した経緯があります。民進党は近く、原発ゼロ基本法案を国会に提出したい考えですが、最大の支持団体から反対の声が上がることで意見の集約は難航しそうです。
蓮舫氏、原発ゼロ前倒し「引かない。ぶれずにやる」 小沢氏に決意伝える
夕刊フジ 2017年2月21日
民進党の蓮舫代表が、自由党の小沢一郎共同代表と17日に会談した際、民進党の「2030年代原発ゼロ」目標の前倒しについて「引かない。ぶれずにやる」と、実現に強い決意を伝えていたことが分かった。関係者が20日、明らかにした。
民進党執行部は、次期衆院選に向け安倍政権との違いを出すため、原発ゼロの目標時期を「30年」に見直ししたい意向。しかし支持組織の連合は慎重なため、執行部とのあつれきが広がる可能性がある。
蓮舫氏は、連合傘下で原発を推進する電力総連の幹部に対し、前倒しへの理解を求めた日の夜に小沢氏と会談した。
小沢氏は原発政策を念頭に「あなたが勇気を持って決断すればいい。党内は誰も文句は言えない」と指摘。
連合は会談について「原発ゼロのために会ったとしか思えない」(幹部)と警戒を強めている。