2019年1月6日日曜日

06- 中部電力勝野社長、原子力提携を他電力にもと

 中部電力の勝野哲社長共同通信のインタビューに応じ、東電や日立、東芝と協議している原子力事業の提携を他の大手電力にも将来的に拡大したいとの考えを示しました。
 この構想は去年既に発表されたものなので、まだ具体的に進展していないことを示しています。原発を再稼働できないことの焦りをうかがわせるものです。
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中部電、原子力提携を他電力にも 勝野社長、安全性追求
共同通信 2019年1月4日
 中部電力の勝野哲社長(64)は3日までに共同通信のインタビューに応じ、東京電力ホールディングスや日立製作所、東芝と協議している原子力事業の提携を他の大手電力にも将来的に拡大したいとの考えを示した。「安全性と経済性の追求は、どの事業者もやっていかなければならない」と述べた。
 
 4社は原発の安全対策や保守点検で協力を模索している。提携が進展すれば「(他電力に)声を掛けていく」と話した。4社が手掛ける沸騰水型軽水炉(BWR)の原発を持つ大手電力が候補とした。東北電力、北陸電力、中国電力、日本原子力発電がBWRを採用している。