2019年1月16日水曜日

16- 中西経団連会長、原発再稼働「どんどんやるべし」と豹変

 経団連の中西宏明会長は5日、年頭にあたり会見し、今後の原発政策について、「国民反対ではつくれない」、原発をどうするか真剣に一般公開の討論をするべきだと思う」旨の、注目すべき発言をしばかりですが、15日の定例記者会見では、一転して、
原発の再稼働どんどんやるべきだと思う」「再生可能エネルギーだけで必要なエネルギーを賄えるとは思えない」、「原発はクリーンなエネルギー」などと述べました。
 呆気に取られるような豹変ぶりですが、これが本心なのでしょう。
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中西経団連会長、原発再稼働「どんどんやるべし」
時事通信 2019年1月15日
 中西宏明経団連会長(日立製作所会長)は15日の定例記者会見で、東日本大震災以降停止している原子力発電所の再稼働について「どんどんやるべきだと思う」と述べ、積極的に取り組む姿勢を示した。中西氏は「安全について議論を十分尽くしている発電所は多い」と強調した。
 中西氏はまた、国内外の原発をすべて止めた場合、「長期的に見てエネルギー源が何になるか危機感を覚える」と指摘。「再生可能エネルギーだけで人類が必要とするエネルギーが賄えるとは思わない」と述べ、原発の必要性を訴えた。
 
 
経団連会長 原発再稼働へ公開討論の場を
NHK NEWS WEB 2019年1月15日
経団連の中西会長は15日の記者会見で、安全性が確認された原子力発電所の再稼働を積極的に進めるべきだという認識を示すとともに、日本のエネルギーの課題をめぐって公開で討論する場が必要だという考えを示しました。
 
この中で、中西会長は原子力発電所について「私は再稼働をどんどんやるべきだと思っている」と述べ、安全性が確認された原発は再稼働を積極的に進めるべきだという認識を示しました。
その理由について、中西会長は「再生可能エネルギーだけで必要なエネルギーを賄えるとは技術的に思えない。地球温暖化につながる二酸化炭素の削減が大きな課題になる中、日本が80%以上の電力を化石燃料で賄っているという事実は世界が受け付けない」と指摘し、日本のエネルギーの課題について、政官財学が参加して公開で討論する場を設ける必要があるという考えを示しました。
さらに中西会長は「次の次の世代には原子力発電所はないという状態になる。そのときに日本の電力事情がどうなるか」と述べ、原発の新設や増設も必要だという認識を示しました。
 
中西氏は原発を手がける「日立製作所」の会長でもあり、これまで再稼働を支持してきた経団連の立場を改めて強調しました。