2019年1月8日火曜日

08- 老朽原発の必要性説明を 再稼働同意で西川・福井県知事

 福井県の西川一誠知事は7日の記者会見で、関電高浜原発1、2号機など原則40年の運転期間を超えた老朽原発再稼働させる必要性に関する国の説明が不足しているとして、再稼働への同意を議論する状況にはないとの認識を示しました。
 知事の真意は不明ですが極めて真っ当な指摘であり、国は答える必要があります
 
 また中間貯蔵施設の候補地を決めかねている関電に対し、それを明確にすることも同意の「大きな要因になると述べました。県が、原発内での中間貯蔵は認めないとしてから既に長い期間が経過しているので、いつまでも候補地未定のままで、なし崩し的に再稼働に進むことも許されません。
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老朽原発の必要性説明を、福井 西川知事、再稼働同意で
共同通信 2019年1月7日
 福井県の西川一誠知事は7日の記者会見で、関西電力高浜原発1、2号機(同県高浜町)など原則40年の運転期間を超えた老朽原発の再稼働に関し、必要性に関する国の説明が不足していることなどから、現時点で同意を議論する状況にはないとの認識を示した
 
 西川知事は、政府が2030年度の電源構成比率で原発を20~22%とする目標を掲げていることに触れ「日本のそれぞれの地域でどう実現できるのか。40年を超える運転の必要性や安全性について、国の考えの説明がもっと必要だ」と指摘した。
 
 同意に際し、中間貯蔵施設の候補地点を関電が確定できるかも「大きなファクターになる」と述べた。