サッカーのナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」(福島県広野町、楢葉町)は、4月20日に全面再開されます。
JR東日本も常磐線に新設する最寄りの「Jヴィレッジ」駅を同日開業し、イベント開催時に臨時に活用されるということです。
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Jヴィレッジ4月20日に全面再開、新駅も同日開業
産経新聞 2019年1月23日
東京電力福島第1原発事故の対応拠点になったサッカーのナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」(福島県広野町、楢葉町)の運営会社は23日、施設機能を4月20日に全面再開すると発表した。JR東日本も常磐線に新設する最寄りの「Jヴィレッジ」駅を同日開業すると発表し、“平成最後の新駅”として再開のにぎわいを演出する。
Jヴィレッジはサッカー日本代表の練習拠点として使われてきたが、平成23年の原発事故を受け、東電による事故対応拠点として活用された。平成29年春の作業員撤収後は、駐車場として使われていたピッチの復旧などが進められ、昨年7月に一部再開していた。
その後、今年の全国高校サッカーで3位になった尚志高校(郡山市)の練習などサッカーやドローン研修などに使われてきたが、ピッチ2面の整備完了により全面再開を迎える。4月20日は、再開を祝うイベントを計画している。
同じ日に開業するJヴィレッジ駅は、JR常磐線木戸−広野間に立地し、Jヴィレッジまで約170メートル、徒歩2分で、イベント開催時に臨時に活用される。JRでは、Jヴィレッジ全面再開に合わせ4月20日から5月6日まで上下10本(20日のみ12本)の列車を新駅に停車させる予定だ。
国土交通省によると、今年4月中、全国の鉄道で新駅開業はほかになく、Jヴィレッジ駅は“平成最後の新駅”となる。