3号機・核燃料の搬出再開 第1原発、共用プールに移送へ
福島民友 2019年7月5日
東京電力は4日、福島第1原発3号機の使用済み核燃料プールから燃料搬出を再開した。今月中に未使用燃料21体を共用プールに移送する。
東電によると、4日は午前9時30分に作業を開始。遠隔操作で燃料取扱機を使って輸送容器に未使用燃料を収容した。21体を移送後は、燃料取扱機の点検が行われるため作業を中断し、9月に再開される。
東電は4月15日に3号機プールから7体の未使用燃料を共用プールに移送した。プール内に残る燃料は使用済みと未使用の計559体で、2021年3月末までの完了を目指している。