2019年7月6日土曜日

大分市の市民団体が 脱原発抗議活動8年

 大分市の市民団体「原発いらない!」グループ・大分が市内の九電大分支社前で続けている街頭活動が4日、開始から8年を迎えました。
 5080代の10人のメンバー連日、午前と午後に1時間ずつ交代で立ち、脱原発を訴えるカードを掲げて通行人らにアピールしているということです。
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脱原発「未来を守ろう」大分市の島田さんら抗議活動8年 
大分合同新聞 2019/07/05
 市民団体「原発いらない!」グループ・大分が大分市金池町の九州電力大分支社前で続けている街頭活動が4日、開始から8年を迎えた。連日、脱原発を訴えるカードを掲げて通行人らにアピールしているメンバーは「今後も活動を続け、共感を広げたい」と話している。
 きっかけは2011年3月の東京電力福島第1原発事故。同市長浜町の島田雅美さん(72)が「若者たちの未来に原発は残しておけない。行動に移さなければ」と考え、1人で始めた。
 周囲に配慮して大きな声は出さず、「命と未来を守ろう」などの手書きカードを手に呼び掛ける静かな抗議。メンバーは50~80代の10人に増え、午前と午後に1時間ずつ交代で立っている。九電社長宛ての抗議文や要請文も提出している。
 4日も午前8時から午後4時半まで計9人が街頭に立った。島田さんは「通行人からありがとうと声を掛けられることが増えた。事故が起きてからでは遅い。最優先すべきは命と暮らしだ」と訴えた。