2019年7月18日木曜日

18- 福島海洋研究センター完成 放射能影響の調査拡充

 福島県水産海洋研究センターの新庁舎が同県いわき市小名浜に完成したのを記念して17日、完成式典が開かれました。
 福島県沖の水産物に対する放射性物質の影響の研究を強化するためのものです。
 式典で渡辺博道復興相は「風評被害払拭の情報発信をしてほしい」とあいさつしたということですが、余りにも俗流で、却って研究センターの評価を下げるものです。
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福島海洋研究センター完成 放射能影響の調査拡充
共同通信 2019/7/17
 福島県水産海洋研究センターの新庁舎が同県いわき市小名浜に整備されたのを記念して17日、完成式典が開かれた。東京電力福島第1原発事故を受け放射能研究棟などが加わった。
 福島県沖の水産物に対する放射性物質の影響の研究を強化するため、県は昨年6月、県水産試験場に放射能研究部を設けた上で同センターに組織改編した。同試験場があった場所に新庁舎を整備した。
 漁業振興を目的とした海洋生物の研究に加え、放射能研究部が海洋生物が放射性物質を体内に取り込んで排出する仕組みなどを調べる。
 
 式典で渡辺博道復興相は「風評被害払拭の情報発信をしてほしい」とあいさつした。