福島原発で、先に問題となった高濃度の汚染雨水が港湾外に長期間流出していたのとは別のC
排水路(港湾内に流れ込む)につながる側溝からも、3日、ベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり1900ベクレルと比較的高い値で検出されました。
排水路(港湾内に流れ込む)につながる側溝からも、3日、ベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり1900ベクレルと比較的高い値で検出されました。
2号機屋上だけが汚染源ではないことの証明です。
5日、汚染された雨水が海に流出した問題で、原発が立地する大熊町、楢葉町など4つの町が参加する協議会が、東京電力に厳重抗議し、より速やかな情報公開を行うよう求めました。
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港湾内にまた汚染水流出か 福島第1原発側溝で高濃度
東京新聞 2015年3月5日
東京電力は5日、福島第1原発の港湾内に流れ込む排水路とつながる側溝で3日に採取した水から、ベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり1900ベクレルと比較的高い値で検出されたと発表した。東電は「雨水などとともに、排水路を通じてそのまま港湾内に流出していたとみられる」としている。
高濃度の汚染雨水が港湾外に長期間流出していたのとは別の排水路。
東電が調査しているが、原因は不明。周辺に設置された汚染水を保管するタンクの水位などに異常はなく、東電は「タンクから汚染水が漏れた可能性は低い」と説明している。(共同)
汚染水海洋流出で抗議、楢葉町など4町の協議会
TBSニュース 2015年3月5日
福島第一原発で汚染された雨水が海に流出した問題で、原発が立地する大熊町、楢葉町など4つの町が参加する協議会が、東京電力に抗議しました。
「町民郡民の信頼を大きく損なう行為に、厳重に抗議する」(福島県原子力発電所 所在町協議会 松本幸英 会長)
協議会は「町民の信頼を大きく損なった」として、再発防止策と、東京電力が去年4月から状況を把握していながら公表していなかったことに対し、より速やかな情報公開を行うよう求めています。