2015年3月17日火曜日

山側遮水壁凍結は4月にずれ込み 福島原発

 東電は16日、福島原発建設中の「凍土遮水壁」の建屋山側の凍結開始が目標の今月中に間に合わず、4月にずれ込むとの見通しを示しました。
 
 海側は、2~4号機のタービン建屋地下とつながるトレンチ(電源ケーブルが通る地下道)にたまる高濃度汚染水の抜き取りがいまだに難航し、凍土壁建設工事は進んでいないということです
 工事箇所の部分凍結ができないという問題が発覚してから、直ぐには思い出せないほどの長い時間が経過しています
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遮水壁凍結は4月にずれ込み 福島原発の汚染水対策
東京新聞 2015年3月16日
 東京電力は16日、福島第1原発の廃炉・汚染水対策の現地調整会議で、汚染水対策として建設中の「凍土遮水壁」の建屋山側の凍結開始が目標の今月中に間に合わず、4月にずれ込むとの見通しを示した。
 
 凍土壁は1~4号機の周囲約1・5キロの地中に凍結管を埋めて地中を凍らせ、原子炉建屋内への地下水流入を抑える計画。原子力規制委員会の許可が出れば、4月に凍結しにくい箇所から部分的に凍結を始め、5月から山側全体を凍らせる。
 
 海側は、2~4号機のタービン建屋地下とつながるトレンチ(電源ケーブルが通る地下道)にたまる高濃度汚染水の抜き取りが難航し、凍土壁建設工事は進んでいない。(共同)