これまで再稼働に否定的な意見の割合は5~6割台で推移してきましたが、今回が最も高い数値になりました。
原発の安全性に関しては「不安」「やや不安」が計90%に達しました。
(電子版からコピーしたグラフが不鮮明で済みません)
(電子版からコピーしたグラフが不鮮明で済みません)
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県民世論調査 伊方再稼働に69%が反対
愛媛新聞 2015年3月11日
愛媛新聞が2~3月に行った四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)に関する世論調査で、県民の69.3%が再稼働に否定的な意見だったことが10日、分かった。肯定的な意見は30.8%。東京電力福島第1原発事故後の2011年9月以降に集計した8回の世論調査で、再稼働に否定的な意見の割合は5~6割台で推移し、今回が最も高かった。
結果によると、「再稼働すべきではない」は34.4%で、28.1~19.9%だった過去7回から大幅に上がった。「どちらかというと反対」は34.9%。
「再稼働すべきだ」は6.1%、「どちらかというと賛成」は24.7%だった。
原発の安全性に関しては「不安」「やや不安」が計89.5%と9割に迫った。同じ質問をした過去4回の調査のうち、福島原発事故後に初めて集計した11年9月(93.8%)と、12年3月(93.3%)の2回で、安全性に懸念を示す意見が9割を超えた。今回はこれらに次いで高かった。