高浜原発3、4号機の運転差し止め仮処分申請の審査をめぐり、福井地裁の樋口英明裁判長ら裁判官3人の忌避が認められなかったことを不服として、関西電力は名古屋高裁に即時抗告しました。
なんとかして樋口裁判長の任期内(3月)に判決を出させないようにするという作戦なのですが、不当なことです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
関電、裁判官忌避で即時抗告 高浜原発差し止めで
北海道新聞 2015年3月22日 更新
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転差し止めを求め、周辺住民らが申し立てた仮処分をめぐり、関電側は20日、樋口英明裁判長ら裁判官3人の忌避が福井地裁で認められなかったことを不服として、名古屋高裁金沢支部に即時抗告した。
関電は取材に「議論が尽くされず、審理が終結したことは不当」と即時抗告の理由を説明、裁判官交代をあらためて求めた。樋口裁判長は関電大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働差し止め訴訟を指揮し、昨年5月に再稼働を認めない判決を出している。