2015年3月27日金曜日

南相馬市が脱原発都市宣言 

 25日に開かれた南相馬市3月定例議会最終本会議で桜井勝延市長は原子力に依存しないまちづくりを進める「脱原発都市宣言」を告示しました。
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脱原発都市宣言を告示 南相馬市
福島民報 2015年3月26日
 25日に開かれた南相馬市3月定例議会最終本会議で桜井勝延市長は原子力に依存しないまちづくりを進める「脱原発都市宣言」を告示した。
 桜井市長は「東京電力福島第一原発事故により約6万人が避難を余儀なくされ、多くの市民が避難の中で命を落とした」とし、「未来を担う子どもたちが生活できるようにするためにも、原子力災害を二度と起こしてはいけない」と述べた。
 平成27年度から開始する市の復興総合計画では、2030年までに市内の消費電力の全量を再生可能エネルギーで賄う環境を整え、原子力に頼らずに市の産業復興を目指すとしている。
 桜井市長は議会後に記者会見し、「原発事故は、住民が原発と共存できないことを示している。宣言の精神にのっとった安心安全のまちづくりを進める」と話した。