東電、原発の安全対策紹介ブース 柏崎市や刈羽村で
日経新聞 2018年3月16日
東京電力ホールディングス(HD)は31日、刈羽村の高町地区集会場に「東京電力コミュニケーションブース」を設置する。柏崎刈羽原子力発電所の安全対策などを紹介するのが目的。5月末までをめどに柏崎市と刈羽村の約20カ所に同様のブースを順次開設する。柏崎市と刈羽村でのブース設置は初めて。
ブースには社員が常駐し説明にあたる。昨年12月に原子力規制委員会の審査で合格した6、7号機の安全対策などをパネルで紹介する。電源車や貯水池などを仮想現実(VR)映像で見ることができるコーナーも設置する。
2015年から新潟市や長岡市などでブースを開設してきた。柏崎市と刈羽村では住民説明会や全戸訪問を実施してきたが、より多くの住民に説明する機会を設ける。