2018年4月27日金曜日

27- 東電 18年3月期 純利益前期の2.4倍

東京電力HD、18年3月期純利益2.4倍 国の交付金期ずれ  
日経新聞 2018年4月26日
 東京電力ホールディングスが26日発表した2018年3月期連結決算は、純利益が前の期比2.4倍の3180億円となった。福島第1原子力発電所の事故の賠償にかかわる国からの費用支援で、交付金の受け取りと支払いに一時的な決算期のずれが生じた。人件費や修繕費などを抑えた効果もあらわれた。
 
 売上高は9%増の5兆8509億円。原油や液化天然ガス(LNG)の値上がりを電気料金に転嫁した。冬場の寒さが厳しかったものの小売り販売の競争が激しく、販売電力量は1.4%減った。経常利益は12%増の2548億円だった。
 19年3月期は売上高が前期比4%増の6兆990億円、純利益は21%減の2520億円を見込む。東日本大震災以降のコスト増を踏まえて無配を続ける。