福島原発事故後の11年4月から続く、九州電力本店前での原発反対行動が20日で7年を迎えました。
7年間、運動を続けてきた福岡市民ら約20人は19日、「7周年大行動」と題した抗議行動を九電本店前で展開しました。
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原発反対行動
九電前7年 「玄海」「川内」廃炉改めて訴え原発反対 /福岡
毎日新聞 2018年4月20日
東京電力福島第1原発事故後の2011年4月から続く、九州電力本店前(中央区)での原発反対行動が20日で7年を迎える。7年間、運動を続けてきた福岡市民ら約20人は19日、「7周年大行動」と題した抗議行動を九電本店前で展開し、再稼働した玄海原発(佐賀県玄海町)と川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の廃炉を改めて訴えた。
抗議行動には、長崎や大分からも参加者が駆けつけた。九電が配管の蒸気漏れトラブルで停止していた玄海原発3号機の発電と送電を18日に再開したことに対し、参加者からは「到底許すことはできない」と指弾する声が相次いだ。
早良区の福島久子さん(69)は「(抗議行動が)7年になるのは悔しいが、黙っていたら何も変わらない。行動することで、九電にも(原発に反対する人たちの意思が)見える」と強調。今回で3回目の参加という南区の飲食店経営の男性(33)は「被爆国、地震国の日本で、原発を扱い続けるのはおかしい」と憤り、九電本店のビルをにらんだ。【杣谷健太】