九電・川内原発に反対する市民が毎週金曜夕に川内駅前で廃炉を訴える「さよなら原発金曜行動」は、12年7月にスタートして以来、20日で300回になりました。
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反原発
「金曜行動」300回 市民が廃炉訴え 鹿児島・川内駅前 /鹿児島
毎日新聞 2018年4月22日
鹿児島県薩摩川内市の九州電力川内原発に反対する市民が毎週金曜夕に川内駅前に集まり、廃炉を訴える「さよなら原発金曜行動」が20日で300回になった。
福島第1原発事故後の2012年7月にスタートし、休まず続けてきた。300回目の今回は約40人が参加し、次々とマイクを手にスピーチした。
鹿児島市の大学非常勤講師、杉原洋さん(70)は「川内原発稼働前は街を二分した賛否の議論があった。原発がなければ街が廃れるというのは、原発を推進している人が言ってることだ」と話した。
同市の病院臨床検査技師、平良行雄さん(58)は「原発は核廃棄物が出るが、その行き先も決まっていない」と語った。参加者は反原発を訴える歌やダンスも披露した。
行動の中心メンバーで薩摩川内市の主婦、堀切時子さん(70)は子、孫、ひ孫と一家10人で参加。「子どもたちに原発のない環境を残したい。雨、風、吹雪の日もあるが、行動を続ける」と話した。【降旗英峰】