2018年4月19日木曜日

新潟県知事交代 原発再稼働に影響必至

 米山隆一新潟県知事は女性問題を巡り辞職願を提出しまし。米山氏は柏崎刈羽原発の再稼働に慎重で、明解に対応していただけにとても残念です。
 17日、18日の記者会見をTVで寸見しましたが、知事の正直で誠実な人柄が垣間見られました。何故辞職しなくてはならないのかについては正直理解できませんでした。
 
 次の知事にも、脱原発を目指す人がなって欲しいものです。
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 新潟知事辞職  
知事交代、原発再稼働に影響必至
毎日新聞 2018年4月18日
 女性問題を巡り辞職願を提出した新潟県の米山隆一知事は東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)の再稼働に慎重で、2019、20年ごろまで再稼働議論に応じない姿勢を示していた。知事の交代で議論の前提が変われば、再稼働問題に影響を及ぼすのは必至だ。 
 
 米山氏は再稼働に慎重だった泉田裕彦前知事の路線継承を掲げて2016年に初当選。原発事故が健康に及ぼす影響など県独自の「三つの検証」を終えない限り、再稼働の議論に応じない姿勢を示し、検証作業には(16年から)「3、4年かかる」としてきた。「3、4年」という期間設定は20年の任期満了に伴う次期知事選を意識したものとみられていただけに、政府や東電には「早期の再稼働は困難」との諦めムードが漂っていた。 
 
 しかし立地自治体の刈羽村長は再稼働推進派で、柏崎市長も一部原子炉の廃炉など条件付きの容認派。県議会も原発推進派の多い自民党議員が約3分の2を占めている。後任の知事次第では、再稼働に向けて大きく動き出す可能性がある。【堀祐馬】