2018年5月10日木曜日

新潟知事選に池田千賀子県議が立候補(続報)

 新潟知事選に池田千賀子氏が立候補したことについて、しんぶん赤旗の記事を「続報」として紹介します。
 なお、池田氏の経歴・プロフィールを「松阪こた堂接骨院」のブログが掲載しましたので併せて紹介します。
お知らせ
11日は都合により記事の更新がお昼近くになります、ご了承ください。
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新潟知事選に池田氏 原発のない ふるさとめざす
しんぶん赤旗 2018年5月9日
 今月24日告示・6月10日投票の新潟県知事選で、池田千賀子県議(57)=未来にいがた=が8日、県庁で記者会見し立候補を表明しました。池田氏は、米山隆一前県知事が始めた原発事故の三つの検証を引き続き進めることを表明し「検証の結果、動かすと危険という結果が出る可能性は高いが、最初から決めつけずにしっかりと検証したい」と話しました。
 また「前回の知事選で県民が米山氏を選んだのは、最初から『再稼働ありき』ではなかったからだ」と語り「この点で県民のみなさんと一緒に手をつないで頑張りたい」と語りました。
 池田氏は、地方では多くの人が生活に不安を抱えているとし、その不安に寄り添いつつ県政を進めながら、「将来は原発ゼロを目指したい」と決意を述べました。
 
 国政についても問われ「安倍政権の下、モリカケ・セクハラなど、一部官僚のひどい姿が明らかになった。県民は“誰の方を向いて政治をしているのか”と怒っている。官僚出身の自民党の候補では、再稼働を急ぐ安倍政権に流されてしまうのではないか」と批判しました。
 会見には菊田真紀子衆院議員が同席し、2016年参院選から始まった市民と野党の共同の流れを前進させ、池田予定候補の思いに共感してもらえるよう各党にも働きかけたいと訴えました。
 
 日本共産党の樋渡士自夫県委員長は「池田県議はこの間、市民と野党の候補勝利のため一緒にたたかってきました。米山県政の継承、初の女性知事実現のため全力を挙げます」と話しています。
 
 池田氏の略歴 1961年、柏崎市生まれ。同市職員、同市議を3期務め、現在新潟県議1期目。
 
 
【新潟県知事選挙2018】池田千賀子氏の経歴・プロフィール
松阪こた堂接骨院ブログ 2018年5月8日
       
 新潟県知事選挙2018に立候補した池田千賀子氏について調べてみました。
 池田氏については、民進党県連や共産党、社民党などが支援を検討しています。
 
池田千賀子(いけだちかこ)氏のプロフィール
 
 池田千賀子氏は、1961年1月に柏崎市で生まれました。
 現在、57才になります。
 それでは、学歴から見てみましょう。
1979(昭和54)年 新潟県立柏崎常盤高校卒業
1981(昭和56)年 歯友会歯科技術専門学校(現 明倫短期大学)卒業
2006(平成18)年 早稲田大学人間科学部人間環境科学科(通信制)入学
2010(平成22)年 早稲田大学人間科学部卒業
 早稲田大学の通信制は、市議会議員時代に「二足の草鞋」を履いていたようです。
 通信制の卒業率は高くないそうなので、頑張って大学の勉強したのがわかりますね。
 でも、逆に考えれば、全力を市議会に注いでいなかったんだとか、大学の通信制って、片手間でそんな簡単に単位がとれるんだとも意地悪に考えることもできます。
 当時、柏崎市は2年続きの豪雨に見舞われ、大きな被害が発生していたようで、地球環境の変化が自治体の運営や財政にも大きな影響を及ぼすことを実感して、池田氏は学びたいと思ったようです。
 ただ、そんな重大な時期に、大学の勉強できる時間があったのかな。
 
 次に職歴です。
1981(昭和56)年 柏崎市役所に歯科衛生士として採用
2000(平成12)年 子ども課職員として、子ども行政に携わる。
2002(平成14)年12月 市役所を退職。
2003(平成15)年 柏崎市議会議員選挙 初当選。
2007(平成19)年 柏崎市議会議員選挙 当選2回目
2011(平成23)年 柏崎市議会議員選挙 当選3回目
 柏崎市議会副議長に就任
2015(平成27)年 新潟県議会議員選挙 初当選
 
 趣味で、競技綱引きやマラソンをしているようで、体力がありそうです。
 県議会議員時代の県政通信をみると、米山前知事の政策に賛同して、米山県政を支える立場にあったようです。
 原発政策に関しては、報道では、
 柏崎刈羽原子力発電所の再稼働の是非については、新潟県が行っている福島第一原発事故の検証作業を引き続き進めたうえで判断し、将来的には原発ゼロを目指すとの考えを示しました。
となっているようです。
 また、今後も米山氏が進めてきた県独自の原発の安全性検証作業は継続するとのことです。
 ようは、選挙の段階では、原発再稼働の是非については言及しないようです。
 これまでの県政での政策でも、
・稼働停止のたびに経済不安の声が高まる原発への依存度を下げる方策をさぐります
・福島原発事故により、ひとたび重大事故が起きれば故郷を失いかねないことがわかりました。原発のすぐそばで暮らす私たちは「原発はいのちと暮らしの課題」と位置付けなければならないと考えます。
と、原発に関して、慎重派のようですが、明確な原発反対とか再稼働反対とかを見つけることはできませんでした。内容を読むと現状維持・様子見のような感じもして、個人的には、ちょっとずるい印象を受けました
 
 事務所のホームページや発行している県政通信などを見る限り、57才というお年の割に、かなりパソコンのソフトやネットを使いこなしているようです。
 また、ご本人が書いているかどうかわかりませんが、文章や内容をみると、データの分析などしっかりしていて、HPもしっかりしていて発信力はあるなと思いました。