4日の金曜日首相官邸前抗議に500人が集まり、原発再稼働と輸出に突き進む安倍政権に「大飯原発再稼働反対」「世界のどこにも原発売るな」と訴えました。
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大飯原発動かすな 官邸前抗議
しんぶん赤旗 2018年5月5日
首都圏反原発連合(反原連)は4日、首相官邸前抗議を行いました。関西電力は、9日にも大飯原発4号機(福井県)の再稼働強行を狙っています。イギリスへの原発輸出を計画する日立は、イギリス政府に支援を求めるなど、輸出に固執する姿勢を変えていません。参加者は原発再稼働と輸出に突き進む安倍政権に「大飯原発再稼働反対」「世界のどこにも原発売るな」と声をあげました。
東京都中野区の男性(68)は「福島第1原発事故もまだ収束していない。それに、原発から出る廃棄物については、処理する方法も場所も決まっていないし、その見通しも立っていない。安倍政権はまだ再稼働を進めようとしている。もっと大きな声を出さなくては」と語りました。
国会正門前では、参加者がスピーチしました。
「普段の金曜日は日本原電本社前で抗議を続けている」という茨城県茨城町の男性は、日本原電が東海第2原発(茨城県)の再稼働を強行しようとしていることを批判。東京都内から参加した女性は、第5集が出た福島生業(なりわい)訴訟原告の人たちの証言集を紹介し、「福島の人びとに寄りそい続けよう」と呼びかけました。
この日、500人(主催者発表)が参加しました。