世界初、ロシアの浮体式洋上原子力発電所
AFP通信 2018年5月5日
【5月5日 AFP】ロシアの世界初の浮体式洋上原子力発電所「アカデミック・ロモノソフ」が4日、デンマークのランゲラン(Langeland)島東の沖合を通過した。
ロシア国営の原子力企業ロスアトムのアカデミック・ロモノソフは先月28日にサンクトペテルブルクから出航し、バルト海を通って北西部ムルマンスクに向かっている。
ムルマンスクではアカデミック・ロモノソフの原子炉に核燃料が供給され、その後は試験を経て、2019年には、北極海航路を5000キロえい航され、チュクチ(Chukotka)自治管区ペベク(Pevek)の沖合で運用される予定。
デンマークのランゲラン島の東の沖合を通過する世界初の浮体式洋上原子力発電所
「アカデミック・ロモノソフ」(2018年5月4日撮影)。