セブンイレブンは、神奈川県相模原市にオープンした店舗に、太陽光発電のパネルが屋根や駐車場の地面などおよそ600平方メートルに設置したほか、店の看板の上には風力発電の風車も備えました。
この施設で発電し、余った電力を大型のバッテリーに蓄電して夜間に使うことなどにより、店舗に必要な電力の46%を賄うことができるということです。
会社は、実際の省エネ効果などを検証したうえで、駐車場がある郊外型への店舗を中心に全国に広げていきたいとしています。
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太陽光や風車で電力の半分賄う コンビニの新型店舗
NHK NEWS WEB 2018年5月21日
24時間営業するコンビニからの二酸化炭素の排出を減らそうと、セブン-イレブンは、電力のおよそ半分を再生可能エネルギーで賄える新しい店舗の展開を目指すことになりました。
セブンーイレブン・ジャパンが神奈川県相模原市に22日にオープンする店舗は、太陽光発電のパネルが屋根や駐車場の地面などおよそ600平方メートルに設置されているほか、店の看板の上には風力発電の風車も備えられています。
こうした施設で発電し、余った電力を大型のバッテリーに蓄電して夜間に使うことなどにより、店舗に必要な電力の46%を賄うことができるということです。
さらに、商品の陳列しやすくした冷蔵庫や必要な加熱時間を自動的に設定する電子レンジなど、従業員の作業量を減らす設備も導入されています。
会社では、実際の省エネ効果などを検証したうえで、駐車場がある郊外型への店舗を中心に全国に広げていきたいとしています。
セブンーイレブン・ジャパンの大橋尚司取締役は「チェーンとして店舗が増えていけば、全体では二酸化炭素の排出量が増えてしまうことになる。二酸化炭素を出さない店舗に向けて技術開発を進めていきたい」と話しています。